擁壁の計算ツール一覧|形式別の違いと選び方

10 件

L型・逆L型・逆T型・重力式・もたれ式・ブロック積みなど10形式の擁壁について、転倒・滑動・支持力の安定計算と、竪壁・底版の部材(断面)計算を行うツールをまとめています。形式ごとに照査できる項目と前提が違うため、下の比較表で確かめてからお選びください。

形式別の比較と選び方

形式別にできること(延長1mあたりの断面計算)
形式選ぶ場面と前提安定計算部材計算地震時構造図
L型擁壁の安定計算・構造計算 宅地・道路で最も多い。前面に張り出せない場合に選び、かかと版上の土砂で安定させる転倒・滑動竪壁基部・かかと版
逆L型擁壁の安定計算・構造計算 背面に張り出せない場合。かかと版上の土砂に頼れないため、L型・逆T型より条件は厳しい転倒・滑動竪壁基部・つま先版
逆T型擁壁の安定計算・構造計算 前後どちらにも張り出せる場合。つま先版に土砂・上載荷重は載らないものとして扱う転倒・滑動竪壁基部・つま先版・かかと版
重力式擁壁の安定計算 鉄筋を使わず自重で抵抗させる場合。躯体に引張が生じないことが前提転倒・滑動—(無筋のため)
U型擁壁の設計 掘割で左右から土圧を受ける場合。左右対称で、常時も静止土圧浮上がり・安定性側壁・底版
階段擁壁の安定計算・構造計算 宅地の階段。左右対称で、内空に水は入らないことが前提転倒・滑動・支持力・浮上がり側壁・底版
ブロック積み擁壁の安定計算 練積の石積。控長35cm以上、直高は盛土5.0m・切土7.0m以下支持(転倒・滑動は参考値)—(断面の適合確認)
もたれ式擁壁の安定計算・構造計算 地山にもたれさせる場合。自立する擁壁としては設計しない転倒(d>B/2)・滑動・支持躯体・つま先版
大型ブロック積み擁壁の安定計算 控長50cm以上の大型ブロック製品。擁壁高は原則8m以下転倒・滑動・支持力壁体を一体とみなした縁応力度
待ち受け擁壁の設計計算 崩壊土砂を受け止める場合。底版を持たない無筋の台形断面常時・衝撃時・堆積時—(無筋のため)

いずれも延長1mあたりの断面についての計算です。各ツールの前提と対象外の条件は、それぞれのページの冒頭に記載しています。

L型擁壁の安定計算・構造計算 L型擁壁の転倒・滑動・支持力の安定計算と、竪壁・底版の部材(断面)計算を行います。 開く 逆L型擁壁の安定計算・構造計算 逆L型擁壁の転倒・滑動・支持力の安定計算と、竪壁・底版の部材(断面)計算を行います。 開く 逆T型擁壁の安定計算・構造計算 逆T型擁壁の転倒・滑動・支持力の安定計算と、竪壁・底版の部材(断面)計算を行います。 開く 重力式擁壁の安定計算 重力式擁壁の転倒・滑動・支持力の安定計算を行います。 開く U型擁壁の設計 U型擁壁の側壁・底版の部材(断面)計算と、浮上がりに対する検討を行います。 開く 階段擁壁の安定計算・構造計算 中詰なし・中詰ありの2ケースについて、階段擁壁の側壁・底版の部材(断面)計算、転倒・滑動・支持力の安定計算、浮上がりに対する検討を行います。 開く ブロック積み擁壁の安定計算 表5-3による「経験に基づく設計法」でブロック積み擁壁の断面を照査し、支持に対する安定計算を行います。転倒・滑動は参考照査として併記します。 開く もたれ式擁壁の安定計算・構造計算 もたれ式擁壁の転倒・滑動・支持力の安定計算と、躯体・つま先版の部材(断面)計算を行います。 開く 大型ブロック積み擁壁の安定計算 解表5-7・解表5-8で大型ブロック積み擁壁の断面を照査し、常時・地震時の転倒・滑動・支持力の安定計算と部材の安全性の照査を行います。 開く 待ち受け擁壁の設計計算 崩壊土砂の衝撃力・堆積土圧を考慮した待ち受け擁壁の安定計算と、土砂捕捉容量の検討を行います。 開く