せどりは稼げるのか。
副業を調べていると必ず目にする言葉ですが、「稼げる」という意見もあれば「稼げない」という意見もあって不安に感じている方は多いと思います。
特に、知らないうちにお金だけが減ってしまう状況は避けたいですよね。
結論から言うと、せどりは今でも稼げます。
ただし、無制限に稼げるわけではなく、収入にはある程度の上限があります。その仕組みを理解せずに始めると、失敗しやすいのも事実です。
この記事では、せどりの収入の目安を最初に整理し、そのうえでデメリットとメリットを正直に解説します。
最後に、できる限り素直に書いていますので、せどりがご自身に向いているか、始めるかどうかの判断材料にしてください。
結論:粗利の上限はクレカ枠の2割が目安

せどりでは、商品仕入れの多くをクレジットカード決済で行います。つまり、どれだけ仕入れられるかは、カードの利用枠によってほぼ決まります。
一般的な目安として、粗利の理論値上限はクレジットカード枠の約2割です。例えば、カード枠が50万円の場合、粗利10万円前後が一つの基準になります。
この金額は、毎月必ず達成できる数字ではありません。売れ残りや値下げ、返品などを含めたうえで、現実的に帳尻が合いやすい水準です。また、扱う商品ジャンルによって大きく変わります。
まずは、この上限を理解したうえで、無理のない規模で始めることが重要です。
逆に言うと「クレカを持っていない」、「クレカを作る前に脱サラしてしまった」という方はせどりを始めるハードルがかなり高くなります。

せどりのデメリット

先にせどりのデメリットをお伝えします。夢のような話を強調する情報商材が溢れているため、先にデメリットをお伝えする必要があると感じたためです。
フロー収益のため動き続けなければ赤字になる
せどりは、作業を止めると収益も止まるフロー型の収入です。過去の成果が自動的に積み上がる仕組みではありません。
仕入れや出品を止めると、売る商品がなくなります。一方で、在庫保管料やツール代などの固定費は発生し続けます。
つまり、動き続けなければ赤字になります。

リサーチ通りに回転するとは限らない
実際にせどりを始めるとリサーチが非常に重要になります。
リサーチではどの商品がどの価格で月に何個売れていて、ライバルが何人いるのか。また個人のセラーでも出品できるのかなどを調査します。
ただし、どれだけ丁寧にリサーチをしても、想定通りに売れない商品は必ず出ます。需要や価格は常に変動しており、ライバルが大量在庫を抱えた状態で出品する場合もあります。未来を完全に予測することはできません。
売れない在庫が増えると、資金が固定されて動かなくなります。これが不良在庫のリスクです。
理不尽な返品やすり替えもある

Amazon販売では、理不尽な返品やすり替えといったトラブルが発生することがあります。Amazonは購入者を強く優先する仕組みになっています。
そのため、セラー側が不利になるケースも珍しくありません。私自身、完全に破壊された商品が返品で戻ってきた経験もあります。
こうしたリスクは、避けられない前提として考える必要があります。
出品したらアカウント停止になる商品もある
Amazonでは、出品が制限されている商品やブランドが存在します。知らずに出品すると、警告やアカウント停止につながることがあります。
仕入れ前の確認を怠ると、最悪の場合、在庫を抱えたまま販路を失うことになります。ルールの把握も、せどりでは重要な作業の一つです。
せどりのメリット

即金性が他のビジネスと比較して早い
せどりの大きなメリットは、結果が出るまでのスピードです。商品が売れれば、比較的早い段階で入金されます。
ブログや動画配信のように、収益化まで長期間アカウントを育てる必要はありません。即金性を重視する人には向いています。
再現性が高いため外注化が容易

せどりは、判断基準を数字で整理しやすいビジネスです。価格、回転、利益などを基準として共有できます。
そのため、作業を外注したり、人に教えたりしやすい特徴があります。フロー収益ではありますが、すべてを自分でやり続ける必要はありません。
キャッシュフローや市場調査などビジネスの基本が学べる
せどりでは、入金と支払いの流れを常に意識する必要があります。お金の動きを管理できなければ、続けることはできません。
また、市場の需要や価格変動を見る力も身につきます。ビジネスの基礎を実践的に学べる点もメリットです。
セラーの魅力は不要
せどりでは、自分自身を売り込む必要がありません。商品の魅力とAmazonの販売力によって商品が売れます。
セラー自身に発信力や影響力がなくても始められる点は、他の個人ビジネスと比べたときの強みです。
まずは月10万円の粗利を目指そう

せどりを始める際は、いきなり大きな金額を狙う必要はありません。まずは月10万円の粗利を目標にするのが現実的です。
この粗利が出せている時点で、仕入れや販売の考え方が大きく間違っている可能性は低いと言えます。
月10万円を安定して出せるようになったら、外注化や仕入れ規模の拡大を検討していきましょう。
おすすめの書籍
ここまで、せどりの仕組みや考え方をできるだけ分かりやすく整理してきました。ただ正直に言うと、本記事の文字数だけでは伝えきれないことが多いのも事実です。
せどりでは、
・仕入れてはいけない商品
・出品時の注意点
・Amazon独自のルールや考え方
など、事前に知っておかないと失敗につながるポイントが数多くあります。
これらをすべて1つの記事で網羅しようとすると、かえって分かりにくくなります。
そこで、全体像を体系的に理解するために、
「もっと 世界一やさしい Amazonせどりの教科書 1年生」をおすすめしています。
この書籍では、Amazon販売を前提に、初心者がつまずきやすいポイントや基本的な考え方が順番に整理されています。
せどりを始めるかどうかを本気で検討しているなら、まずはこの1冊で全体像を掴んだうえで行動することをおすすめします。
まとめ

せどりは、今でも稼げる副業の一つです。ただし、収入には上限があり、リスクも存在します。
クレジットカード枠を基準に収入の目安を把握し、デメリットとメリットを理解したうえで始めることが重要です。
まずは月10万円の粗利を目標に、せどりが自分に合ったビジネスかどうかを確認してみてください。
以上。本記事の内容が少しでも参考になりましたら嬉しいです。



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